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検証ほつまつたゑ128号 歌壇

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ホツマ歌壇

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』には

読者が投稿した「歌」が掲載される
「ホツマ歌壇」のコーナーがあります。

和歌・短歌・長歌・俳句・自由歌など
五七調であればよいそうです。

第128号(令和5年8月号)には
ぼくの歌も掲載されましたので

当ブログでも
紹介させていただきます。

検証ほつまつたゑ歌壇

タマ

今号のお題は『タマ』で
「玉」「珠」「魂」
を詠みこむことだそうです。

玉ふれば

玉ふれば ひびく鈴音の ごとくあれ 緒紐をむすぶ 麻のささやき

麻紐のついた鈴を鳴らして
神社に参拝しているときに

打てば響くような素直な心根であれと
囁かれたような気がしたという歌ですね。

また、歌のなかには
「魂(たま)の緒(を)を結ぶ」という
ホツマツタヱの教えを詠んでいます。

「麻のささやき」は「朝のささやき」でもあり
天照大神の教えという意味も込めています。

春雨の

春雨の また野に瘡や 幹白し 君八尺瓊の 玉の召さるは
はるさめのまたのにかさやみきしろしきみやさかにのたまのめさるは

前から読んでも
後から読んでも同じという
回文(かいぶん)の歌

ホツマツタヱでは
回り歌(まわりうた)
といいます。

八尺瓊勾玉(やさかにのまかるたま)
初登場のシーンを詠んだ歌
です。

春雨によって桜の花が落ちてしまい[春雨の]
野には花の絨毯がひろがって[野に瘡や]
桜の木は幹だけとなってしまった[幹白し]

という情景のうらに

ハタレの動乱のさいは
ハルナハハミチが[春雨の]
伊勢まで攻めてきたので[野に瘡や]
天照大神みずからが出向いて
皇統を示した[幹白し]

という意味を詠み込んでいます。

反乱軍に自らの皇統を示すため
八尺瓊勾玉を身につけてあらわれた
というシーンを詠んだ歌です。

勾玉(まかりたは)は
円環のことでもあり

玉の首飾りのこと
でもあるようですから

円を描くような
回り歌で詠んでみました。

村民の

村民の また話しむに 笠宿や 坂に狢は 玉呑みたらむ
むらたみのまたはなしむにかさやどやさかにむしなはたまのみたらむ

こちらも、回り歌です。

しばらく紛失していたらしい
八尺瓊勾玉(やさかにのまかるたま)が

第10代・
垂仁(すいにん)天皇の世に
貉(むじな)の腹から見つかった

というシーンを詠んだ歌です。

      たにはみかそが
いゑのいぬ なはあしゆきが
くひころす むじなのはらに
やさかにの たまありおさむ
いそのかみ

ホツマツタヱ 37アヤ
丹波ミソカの家の犬で
アシユキという名の犬が

食いころした貉の腹から
八尺瓊勾玉が見つかったので

石上神宮に納めました

この故事にならって

丹波ミソカが都まで
八尺瓊勾玉を献上しにゆく
その道中にはおそらく

さまざまなひとに
この不思議な話をみずから
語って聞かせただろう

という光景を思い浮かべながら
歌にしてみました。

コヤネ宣ぶ

コヤネ宣ぶ 祝詞もひとの 魂返し 猿沢池に 思い残せば

アマノコヤネ(天児屋根命)が
宣べる祝詞というのは

タマカヱシ(魂返し)という
法がはじまりとなるようです。

タマカヱシとは
ハタレの動乱のさいに
アマノコヤネの

祖父・ツハモノヌシ(兵主神)
伯父・フツヌシ(経津主神)
義兄・タケミカツチ(建御雷神)

によって

サルサルサワ(猿更沢?)の地で
まとめられたもので

欲におぼれた魂を
肉体から切り離して
天に還すものだったようです。

いまはなき、
サルサルサワを彷彿とさせるように

春日大社の参道にはいまも
猿沢池があるという歌です。

未掲載歌

このほかにも
未掲載となった投稿歌があります。

こちらに載せて
往生(タマカエシ)させようと思います。

ほの明かり

ほの明かり 生まれを祝う 赤玉の ポートワインの 優しき夜に

テーマである「玉」に
ポートワインの赤「玉」で
返してみたくなった歌です。

誕生日にロウソクを灯して
ポートワインを飲んでいるという
つつましくも楽しげな思い出話です。

流る民

流る民 住まるはまたも 波面かも 御名も賜る 真澄たるかな
なかるたみすまるはまたもなみもかもみなもたまはるますみたるかな

テーマである「玉」に
ミスマル(御統)の「玉」で
返してみたくなった歌です。

葛城(かつらぎ)の
アチスキタカヒコネ
オクラヒメの交わした

ひなぶりの歌をもとに
詠んでみました。

鴨(賀茂)氏族
はじまりということで
「カモ」も入れています。

ミスマルこと
昴(プレアデス星団)にかけて
回り歌で詠んでみました。

玉川の

玉川の ヲシテ守るか 大師さま 御廟橋より 向こうの聖地

ホツマツタヱによれば
ハタレ(反乱軍)たちの
血判状?や御霊を納めたのは

高野山(こうやさん)の
タマガワ(玉川?)だといいます。

高野山をひらいた
弘法大師(こうぼうだいし)・
空海(くうかい)

玉川で隔てられた
御廟橋のさきの地に
入定していますが

もしかすると、空海は
ハタレの魂を鎮めるために
この地を選んだのでは?

と思えるのでした。

橘の

橘の 教えを守る 太子さま 如意宝珠もつ 女神を知るや

テーマの「珠」を
如意宝「珠」で詠んでみました。

こちらは、
橘寺(たちばなでら)
で産まれたとされている

聖徳太子(しょうとくたいし)
の歌です。

「橘」というのは
ホツマツタヱでは原初神・
クニトコタチ(国常立尊)の
象徴でもある重要なものです。

「タイシ」で前の歌とも
対になっています😆

覚書き

ご拝読ありがとうございます。

前回に投稿した
回り歌がとても好評だったので

今回もいくつか
回文の歌を詠んでみました。

とはいえ、
解説しなければわからない歌
になってしまっているので

まだまだ
課題が残るところでもあります。

歌を詠むのはとても好きなので
これからも続けてゆきたいです。

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