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検証ほつまつたゑ120号 歌壇

検証ほつまつたゑ120号のホツマ歌壇検証ほつまつたゑ

ホツマ歌壇

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』には

読者が投稿した「歌」が掲載される
「ホツマ歌壇」のコーナーがあります。

和歌・短歌・長歌・俳句・自由歌など
五七調であればよいそうです。

第120号(令和4年4月号)には
ぼくの歌も掲載されましたので

当ブログでも
紹介させていただきます。

検証ほつまつたゑ120号のホツマ歌壇

『あ』

今号のお題は『あ』で、
「天」「空」あるいは
「陽」「男」
詠みこむことだそうです。

磯辺にも

磯辺にも みのる稲穂の かがやきて タミをいざなう 陽だまりの杜

三重県の磯部(いそべ)町にある
伊雑宮(いざわのみや)を詠んだ歌です。

ご神田がとても美しい神社で
御田植祭でも知られています。

ホツマツタヱの研究によれば
天照大神が暮らした宮があった
とされるようです。

「天照大神が居た」ことを
「陽だまり」にたとえてみました。

星くずの

星くずの かけらのごとき ひとさえも 天井桟敷は まぶしくうつる

「天井桟敷(てんじょうさじき)」
とは劇場において

もっとも舞台から離れた席
もっとも安い席のことで

常連客や庶民向けの席
とされていたようです。

かつて、劇場は
すり鉢状(円柱状)をしていて

舞台からいちばん離れた席が
天井にちかいことから

「天井にちかい客席」ということで
『天井桟敷』といったようですね。

ぼくとしては
マルセル・カルネ監督の映画
『天井桟敷の人々』や

寺山修司さんの劇団である
『演劇実験室 天井桟敷』
も思い入れが深いところです。

客席から舞台を眺めるひとの視点と
舞台から客席を眺めるひとの視点を
ともに描いてみました。

そばにいる

そばにいる それしかできぬ ときでさえ 窓にひろがる み空のありて

「み空」とは、「空」に敬称の
「御(み)」をつけた言葉で
日本書記にもあるようです。

病室での看病のひとときは
心苦しいときではありますが

窓から外を眺めれば
ひろいひろい空が広がっていた
という歌です。

日扇の

日扇の かぜにあおがれ 鳳(おおとり)の 御輿もくだる 男坂かな

日吉大社(ひよしたいしゃ)
山王祭(さんのうさい)を詠んでみました。

「ヒオウギ」というのは
ホツマツタヱでも重要なものです。

いまでは、
お祭りやめでたいときなどに
日扇をあおいで祝いますね。

そんな風にあおられて
神輿の飾りである鳳が舞うように

八王子山の坂を
はげしく降りくだってくる
男祭の様子をイメージしました。

未掲載歌

このほかにも
未掲載となった投稿歌があります。

こちらに載せて
往生させようと思います。

水凍みて

水凍みて やがて温みて 冷たくて かげろふ日々の なかの確かさ

「陽炎(かげろう)」で詠んでみました。

「移ろう」や「陰ろう」にも
掛かっていて

時はあっという間にすぎてゆき
歳とともに鈍感になっているのかも
なんて思ってしまいますが

水の感触によって、ちゃんと
季節の変化を感じていますよね
という歌です。

雷の

雷の ごとき空砲 とどろきて 虹かかりたる 即位礼かな

「空」の題を
「空砲」で詠んでみました。

今上天皇の即位礼のときに
皇居の空に虹がかかったという
現代の奇跡を詠んでみました。

また、
「空」「雷」「轟」は
ホツマツタヱの空の神・
ウツロヰにも掛かっています。

改札を

改札を でてすぐ右の 柱かげ 初恋の子と 空似をしたり

どこかで、また逢いたいなと
女々しくおもっているからこそ

まったくの別人でもふと
初恋の人に似ているようにみえた

そんな瞬間にどきりとした
自分の気恥ずかしさを詠んでみました。

男衆

男衆 白き吐息に 肩よせて いまはまだかと はじまりの鬨(とき)

これからはじまる祭の前に
出番を待っている男衆たちの
後ろ姿を詠んだ歌です。

まだ動き出してはいないのですが
はやる気持ちから熱気がただよい

白い吐息が
肩越しに浮かんで見えたさまを
詠んでみました。

覚書き

ご拝読ありがとうございます。

歌というものは
読んでくださったかたが

それぞれ好きに解釈したり
感じていただけるのがいちばんです。

けれども、ここでは
ちょっとだけ不粋になって
裏話をしています😊

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