NAVI旅
ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』にて
NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~
をはじめました。
ホツマツタヱに描かれている
聖地をめぐりながら
その地にまつわる記述や伝承を
紹介してゆくコーナーです。
ホツマツタヱの聖地めぐり
豊受大神宮(外宮)
豊受大神宮こと外宮では
豊受大神(
を祀っています。
一般的には女神であり
天照大神の食事係とされています。
けれども、記紀にはほとんど登場しない豊受大神が
なぜ内宮とならび祀られているのかは謎だといわれます。
ホツマツタヱでは男神であり
天照大神の祖父にあたります。
日高見国を治めていた
タカミムスビ家の5代目当主であり
娘のイサナミをイサナギに嫁がせました。
若き天照大神に帝王教育をほどこしただけでなく
フトマニ図を生みだし、年中行事を整えるなど
現在へとつづく政治や祭祀の礎を築いたかたでもあります。
伊勢の祭祀がはじまると
天照大神は豊受大神とともに祀られることを望みました。
そこで京丹後に眠る豊受大神の御霊が
この地に呼び寄せられたといいます。
境内禁則地にある上御井神社は
天照大神の御子オシホミミの生誕地といわれています。
産湯につかったとされる井戸
「ヲシホヰ」が祀られています。
境内の別宮
別宮とは、
内宮・外宮に次いで格式の高い宮のことです。
外宮の境内には
風宮(かぜのみや)
土宮(つちのみや)
多賀宮(たかのみや)
があります。
多賀宮は
豊受大神の荒御魂が祀られていますが
オシホミミがひらいた日高見国の都
多賀国府(タカノコフ)によるのであれば
オシホミミを祀るのかもしれません。
茜社
外宮境内の勾玉池のほとりには
茜社(あこねのやしろ)
があります。
外宮境内にあるものの
神宮の関係社ではないといいます。
ご祭神は
天牟羅雲命(あめのむらくも)
であり
外宮祭祀を担った
度会氏の祖神とされています。
ホツマツタヱからすれば
伊勢で暦を作った
アメフタヱ(天二上命)
を祀る神社といえます。
高倉山古墳
外宮の神域である
高倉山の頂上には
高倉山古墳(たかくらやまこふん)
という巨大古墳があります。
いまでは立入制限されていますが
かつては「天岩戸」として
ひろく信仰されていたそうです。
(おわり)
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