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大神神社と山の辺の道3

巻向遺跡の日代宮跡の案内看板奈良

山の辺の道

日本最古の古道といわれる
山の辺の道(やまのべのみち)にある

元伊勢(もといせ)の
檜原(ひばら)神社から
さらに北へとのぼってゆきます。

纏向遺跡

纏向遺跡(まきむくいせき)は

邪馬台国(やまたいこく)があった地とか
前方後円墳発祥の地と
いわれているようですね。

纏向遺跡の案内看板

どうやらここは、

第11代・
垂仁(すいにん)天皇や

第12代・
景行(けいこう)天皇の

暮らした宮があった地
ともいわれるようです。

巻向遺跡の日代宮跡の案内看板

こちらの案内看板には、おわりのほうに
ホツマツタヱについて
しっかりと書かれています!

ホツマツタヱ

纏向遺跡のホツマツタヱの説明

つい先日[2018年6月当時]、
「ホツマツタヱ」を知ったばかりで
ぼくはとても驚きました。

ホツマツタヱとは
古事記や日本書記のもとになった
といわれる歴史書で、

「ヲシテ文字」という
古代文字によって

五七調で書かれた叙事詩
だそうです。

読み解き方によって
さまざまな解釈もできるため
暗号文のようでもあるといいます。

ホツマツタヱを編纂したといわれる
オオタタネコ(大直禰子命)
大神(おおみわ)神社でも祀られていました。

ほんとうに興味は尽きません。

相撲神社

相撲神社の案内看板

大相撲が大好きなぼくとしては
訪れておきたい神社さんです。

相撲の祖といわれる
野見宿禰命(のみのすくね)
祀られているといいます。

相撲神社の案内看板

全国の
天満宮や天神社で祀られる
菅原道真(すがわらみちざね)
ご先祖にあたるかたのようですね。

大兵主神社

大兵主神社の社号碑

歴史の古い、
重要な神社であるようです。

謎がおおい神社
ともいわれているようですね。

語られない裏の歴史が
残っている場所のような気がします。

大兵主神社の案内看板

衣食住の神様を
祀っているそうです。

一説には、中国の水神・武神でもある
「兵主神(ひょうすのかみ)」から
きているといわれるようです。

「ひょうすべ」という
妖怪の由来にもなっているそうです。

こうした謎をたどるとき
ホツマツタヱにゆきつくようですね。

ホツマツタヱには、
「兵主神(つはものぬし)」について
くわしく載っているといいます。

景行天皇陵

ヤマトタケ(日本武尊)の父にあたる
第12代・景行(けいこう)天皇
の眠る前方後円墳です。

天皇や皇族の古墳は、
陵(みささぎ)・御陵(ごりょう)
というようですね。

景行天皇山邊道上陵

神社めぐりと平行して、
陵めぐりもはじめています。

とくに歴代天皇の御陵は
宮内庁管轄となって
立入禁止となるようですね。

どちらの陵も、とても静かで
平穏な時間が流れます。

崇神天皇陵

第10代・崇神(すじん)天皇が
眠るといわれている前方後円墳です。

崇神天皇山邊道勾岡上陵


神話(歴史)については
諸説あるらしく

歴代天皇についても
2代~9代までは記述もすくないため

欠史八代(けっしはちだい)
などともいわれていて

実在の可能性が低い
とされてるのだそうです。

第10代・崇神天皇からは
記述もおおく残っているため

実在した可能性が高い最初の天皇
といわれているようです。

濠が高く、水位も高いので、どこか
天空都市のような不思議な感覚になりました。

黒塚古墳

黒塚古墳の案内看板

黒塚(くろつか)古墳です。
三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)
が出土した古墳として知られるようです。

崇神天皇陵から
ほど近くにあります。

公園として整備されていまして
古墳上部まで登ることもできます。

さて、ここからは
山の辺の道をあとにして
JR柳本駅にむかい

そのまま、こんどは
橿原神宮へ向かいました!

橿原神宮

橿原神宮の鳥居

橿原神宮(かしはらじんぐう)は

初代天皇・
神武(じんむ)天皇

神武天皇の皇后・
媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめ)

を祀る神社です。

橿原神宮の案内看板

神話に魅入られているいま
初代天皇陛下にお会いしたかったのです。

神武天皇陵

神武天皇畝傍山東北陵

橿原神宮のちかくに
神武天皇の陵もあります。

ここもまた、すごく広くて
とても静かで穏やかな場所でした。

神武天皇御陵の碑

綏靖天皇陵

第2代・天皇の
綏靖(すいぜい)天皇が
眠るといわれる地です。

綏靖天皇桃花鳥田丘上陵
綏靖天皇桃花鳥田丘上陵

まとめ

大神神社の参拝から
三輪山の登拝、そして

山の辺の道を
崇神天皇陵までたどったあと

橿原神宮へむかい
初代・神武天皇を参拝するという

長い距離を一日で歩いたのですが
これも三輪大明神のご神徳なのか
とても楽しい道中となりました。

なにより、
奈良の大自然とともに
散策できたのが嬉しかったです。

 
大神神社と山の辺の道 ~終~
 

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