ホツマ歌壇
ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』には
読者が投稿した「歌」が掲載される
「ホツマ歌壇」のコーナーがあります。
和歌・短歌・長歌・俳句・自由歌など
五七調であればよいそうです。
第122号(令和4年8月号)には
ぼくの歌も掲載されましたので
当ブログでも
紹介させていただきます。
『めぐり』
今号のお題は『めぐり』で
「としめくり」「お盆」
「みをや」「巡り逢い」
を詠みこむことだそうです。
はたたきて
はたたきて うつろう日々の あそびこそ ままにありなむ としめぐりかな
『はたた』というのは
「雷(かみなり)」のことで
ホツマツタヱに登場する
空(うつほ)の神・
ウツロヰを詠んでいます。
ウツロヰについては
次号でくわしくみています。
産土の
産土の 社にもうで 大祓 としめぐりたる 巨木のありて
年末の帰省中に
産土の神社へゆきました。
境内の本殿前にある
おおきな楠木は
幼いころから
かわらないたたずまいで
しばらくのあいだ
郷愁にひたってしまいました。
たなばたの
たなばたの 笹によせたる 言の葉は みをやたてんと 竹のごとくに
たなばた祭の
「願いごと」として
ご先祖様に
恥じないよう生きるという
「御祖(みをや)をたてる」
という宣誓と
「身をたてる」という
立身出世の願いを掛けて
竹のように
まっすぐ伸び(生き)ますよと
歌ってみました。
蜻蛉打つ
蜻蛉打つ 子をさとしたり お盆には 先祖が乗りて 帰りくるなり
まだ幼いとき
父の帰省につれられて
いとこ同士で
庭あそびをしていた
ときのことです。
蜻蛉を何匹も
棒でたたき落としていると
いとこのお姉さんから
このように諭されました。
それ以来
すっかり恐ろしくなって
むやみに虫を殺すことは
しなくなりました。
暗き山
暗き山 朱に染めたる 盆の火は かの日の記憶 まで照らしたり
火祭りや大文字焼きを
詠んでみました。
お盆の赤い炎に照らされて
記憶のなかにのこる亡き人のことまで
思い出しているという歌です。
このたびは
このたびは 風吹くままに 巡り逢い 人人人は 綾をつむぐか
菅原道真公の名歌
「このたびは 幣もとりあへず 手向山 もみじの錦 神のまにまに」
になぞらえてみました。
「この度」という現在は
「この旅」という人生の旅路に
かかっていて
さまざまなひととの出会いに
支えられているなぁという歌です。
巻末の告知
今回から、
NAVI彦のYouTube動画も
公式イチオシとして
ご紹介いただいています😲✨
ありがとうございます💖
これからもがんばります!!
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