NAVI旅
ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』にて
前号より新しい企画をはじめました。
NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~
と題しまして
ホツマツタヱに描かれている
聖地をめぐりながら
その地にまつわる
ホツマツタヱの記述や
伝承を紹介してゆきます。
ホツマツタヱの聖地めぐり
花の窟神社
天照大神の母・
イサナミの墓所とされています。
いさなみは ありまにおさむ
ホツマツタヱ 5アヤ
はなとほの ときにまつりて
花の窟(はなのいわや)神社は
三重県熊野市有馬町にあり
「ありま」とは「有馬」のことだそうです。
御神体は、高さ45メートルの巨岩です。
また、巨岩の下部にある高さ6メートルほどの窪みは
ほと穴といわれイサナミの葬地とされています。
「はなとほのとき」とは
「花と穂の時期」であり
「春と秋」のことだそうです。
ですから、例大祭も春季と秋季におこなわれ
御神体と御神木をむすぶ大縄には
季節の花が飾られるといいます。
「はな」は、イサナミの末子・
ソサノヲの諱「ハナキネ」
の「ハナ」からきているようです。
イサナミはなくなったあと
クマノカミと称えられます。
これがのちの「熊野神」であり
熊野三山や熊野信仰へとつながるようです。
王子の窟
御神体に向かうように
王子の窟(おうじのいわや)といわれる
高さ12メートルほどの岩があります。
イサナミがなくなる理由にもなった
火の神・カグツチの墓所だそうです。
「花と穂の」の「穂(ほ)」は
「「火(ほ)」でもあり
カグツチに由来するといいます。
産田神社
1・5キロほど西へゆくと
産田(うぶた)神社があります。
カグツチが産まれた地であり
イサナミがなくなった地でもあるようです。
境内には産田神社祭祀遺跡があり
弥生時代中期の土器が出土したといいます。
産田神社の祭神を遷し祀ったのが
熊野本宮大社のはじまり
という地元の伝承もあるそうです
(おわり)
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