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検証誌142号 歌壇

検証ほつまつたゑ142号のホツマ歌壇検証ほつまつたゑ

ホツマ歌壇

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』には

読者が投稿した「歌」が掲載される
「ホツマ歌壇」のコーナーがあります。

和歌・短歌・長歌・俳句・自由歌など
五七調であればよいそうです。

第142号(令和7年12月号)には
ぼくの歌も掲載されましたので

当ブログでも
紹介させていただきます。

検証ほつまつたゑ142号のホツマ歌壇

こころ

今号のお題は『こころ』で
「こころ」「こころば」
「まこころ」「なかこ」

などを詠みこむことだそうです。

きみがため

きみがため 室屋むろやにこもり をはなつ 花咲はなさひめの これも真心まこころ

天孫ニニキネの后となったコノハナサクヤヒメは
生まれた三つ子が不義の仇種ではないかと疑われて
無実を証明するために小屋にこもって火をつけました。

三つ子ともども無事に生還したことから
疑いは晴れたのですが

そんなに思いつめた行動をしたのもまた
君主(夫)を想う心や
筋を通した精神だったからだと思われます。

葛木の

葛木かつらきの 万葉よろはいとお つむぎおり くもらぬこころ あぢわうかもよ

葛の繊維から糸をより布をつくる
ということに掛けて

葛城の地に暮らしたであろう
アチスキタカヒコネ(味耜高彦根神)と
オクラヒメ(大倉姫・下照姫)のことを
詠んだ歌です。

オクラヒメというのは
クモクシフミ(雲櫛文)という
和歌の秘伝書を
ワカヒメから授かったかたです。

おふたりのご結婚は
カモヰト(上下糸)を結ぶと
表現されておりまして

これがのちに
鴨(かも)の大神として祀られる
きっかけとなったようです。

「ココロ(心)」という言葉には
「アチ(味)」が掛かるのでは?
とも考えておりまして

心の変化を楽しむことや
心の在り方をたしなむことを
「味わう」といったのかも?
という歌になっています。

中子また

中子なかごまた 腐無くさな キツサネさ をきな 笏玉子さくたまごかな
なかごまたくさなきをのこきつさねさつきこのをきなさくたまごかな

回文の歌(マワリウタ)です。

天照大神は産まれるとき
かたい胞衣に包まれたままの
玉子のような姿であらわれたといいます。

その胞衣を櫟の木より作った
笏(しゃく・サク)によって
胞衣を割いてから
嬰児を取りだしたそうです。

東西南北(キツサネ)を治める
世継ぎの男(ヲ)の子が産まれたこと

中子にすこしの穢れもない
子が産まれたことを歌にしてみました。

笏を使って胞衣を割いたのは
誰であるかはわからないのですが

大老翁(ウヲヤオキナ)の
サクラウチ(オオヤマヅミ)
あたりではないかと考えています。

ミココロハ

ヲシテ文字
ミココロハ トミタミコマゴ ヘダテナシ キミノメグミニ アモヱミトナル
御心は 臣民子孫 隔てなし 君の恵みに 吾も笑みとなる

神代文字のヲシテで詠んだ歌です。

上の句はホツマツタヱにある
天照大神の言葉をほぼそのまま
使ってあります。

下の句はホツマツタヱの
教えに則ったぼくの感覚です。

天照大神の御心は
臣であろうが民であろうが
子であろうが孫であろうが

すべての人に隔てなく
慈しみの心をもっていますので

その神の恵みに感謝をして
ぼくも笑みがこぼれたという歌です。

キミ(君)トミ(臣)タミ(民)という
3つのミに対するのが

ヱミ(笑み)というのは
フトマニ図から読み解けます。

未掲載歌

このほかにも
未掲載となった投稿歌があります。

こちらに載せて
往生させようと思います。

心端お

心端こころばを むるいろでも あるらしき あめしたにも アジサイのはな

歌を詠むことを「染める」といい
おそらくホツマ時代の「書く」にあたるような
言葉だったろうと想像します。

また心を堪能することを
「アチ(味)」とするのなら

土地の変化によって
花の色を青や紫や赤に染めてゆく

アジサイ(紫陽花)もまた
味わうからきているのかな?
という歌です。

六月の雨のしたで
きれいに見えますが

漢字には
「陽」が入っているのも
面白いなと思いました。

八雲打ち

八雲打やくもうち つの結弦ゆづるを くわにかけ ゐつも出雲なかごに 三筋みすぢあり

ホツマツタヱにのこる
琴の事績を詠んだ歌です。

ハタレの動乱を鎮めたことで
和琴の原型となる
六弦琴が生まれたのですが

その奏法のことは
八雲打ちといったそうです。

六弦琴のまえには
五弦琴や三弦琴があったようですが

「ゐつも」に「出雲」と
「五(ゐ)」を掛けていて

「みすぢ」には
ハタレに足らない「三つの氣(毛)」と
「三弦」の琴を掛けています。

(おわり)

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