オンライン講座
ホツマツタヱの
オンライン講座をはじめています。
遠方にお住いのかたでも
じっくりと楽しく学べる時間を
作ってゆけたらと思っております。

講座が2時間
質疑応答が1時間
という流れです。
ソサノヲとその一族
第6回は
『ソサノヲとその一族』
という題でお話をしました。

天照大神の弟
ソサノヲ(スサノオ)
についての解説です。
古事記・日本書紀では
須佐之男命・素戔嗚尊
などと表記されていまして
手のつけられない乱暴者
として描かれております。
ホツマツタヱでも
基本的な流れはおなじなのですが
高天原を追放されてゆくさまが
より詳細に描かれており
日本神話をひも解くうえでも
とても興味深い内容となっています。

さらに
ホツマツタヱの記述も
裏読みをしてゆけば
新たな視点と
歴史的な経緯がみえてくる
というのが今回の講座です。
ソサノヲとは
ソサノヲというのは
天照大神の弟にあたり
イサナギ・イサナミの第5子、
三男として生まれました。

ただ、姉や兄が
昼と夜、日と月の対比に
なっているのですが
ソサノヲには
それがありません。
ソサノヲが乱暴者とされる
きっかけとなったのは
このあたりにも理由があるのでしょう。
そんなソサノヲの一生をまず
ざっくりとまとめてみました。

紀伊半島は当時
「ソサ」といわれており
ソサでうまれた
男(ヲ)ということで
ソサノヲと
名づけられたようです。
幼いときに
母をなくしてしまったことで
心のどこかで
女性や女性性を求めるように
なっていったようです。

そうした
女性関係のトラブルから
兄の天照大神の
岩戸隠れ(天岩戸事変)を
引き起こしてしまいます。
その罪により裁かれて
高天原(朝廷)を追放されて
流離の身となるのですが
八岐大蛇を討つことで
妻のイナタ姫と結ばれて
心のうちも満たされると
反乱軍の討伐にも参戦して
朝廷にも復帰となりました。
のちにソサノヲは
反乱軍が本拠としていた地を
治めることとなり
出雲(いづも)を建国すると
妻子とともに幸せに暮らしたようです。
こうした全体の流れは
古事記・日本書紀とも
共通する部分が多いのですが
ぼくはここに
ソサノヲのもうひとつの血統を
読んでいます。

それは、ソサノヲというのは
イサナギとイサナミの子ではなく
イサナミとカグツチとの間の
不義の子でだったのではないか?
というものです。
そして、カグツチというのは
橘(かぐ)という名にもあるように
本家の教えを継ぐ血統であり
ソサノヲこそ正統だったのでは?
という考察です。
こうした視点から
ソサノヲの一生を原文から
見返してゆきました。


そうすると
天照大神が弟ソサノヲを諭した
ミチナスウタ(道成す歌)
というのも
聞こえ方が変わってきまして
ソサノヲにとってはより
重たい意味となってくるようです。
ソサノヲが怒ったのも
さもありなん、と言えるでしょうか。
なかでも、
ソサノヲが流離刑となった
9章の冒頭の一文は
とても象徴的に感じられました。


ヲシテの原文は
何度読んでも発見がありますし
声に出して詠むと
さらに理解が深まってゆきます。

とくにこちらの場面では
流離刑のソサノヲを
「尊」や「神」など
最大限に敬う表現になっており
当時のソサノヲという存在の
重要性が垣間見えるようです。

兄ツキヨミの子である
イフキドヌシ(伊吹戸主神)は
ソサノヲにとって
甥にあたり
叔父甥の関係にすがって
許しを乞う場面もまた
ホツマツタヱの
ハイライト部分といえます。
ここにあるように
「いさおしなす(成功)」
ということが
ソサノヲの人生における
主題にもなっているようです。
さらにソサノヲはその後
第12代・景行天皇の子
ヤマトタケ(日本武尊)
に転生したといいます。

このときに
伊吹山の神と対峙したのですが
イフキドヌシに救われた
ソサノヲの御霊が
ヤマトタケとなって
イフキカミ(伊吹神)に
無礼を働いた、となり
命をおとすきっかけと
なってしまいました。
歴史を顧みなかったことで
愛する御子を失ってしまった
ということで
父・景行天皇は
歴史書編纂事業に着手してゆきます。
こうしてできたのが
『ホツマツタヱ』という
歴史書なのですが
ホツマツタヱを編纂したのも
ソサノヲの子孫であるということが
壮大な歴史ドラマであるなと
ぼくは感じております。

質疑応答
講座の後は
質疑応答の時間です。

ソサノヲとカグツチの
おさらいから始まって
塚を築いて形見を祀るという
ツカリアビキの話や
ソサノヲと関係があったとされる
モチコ・ハヤコ姉妹は
本当に悪意のある存在だったのか
というお話や
八岐大蛇の「ヤマタ」と
山田という姓の「ヤマダ」とは
関わりがあるというお話など
こちらもたっぷりじっくり
お話をさせていただきました!

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第7回オンライン講座
第7回オンライン講座は
2026年4月25日(土)
13:00 ~ 16:00
といたします。
受講料は
5,000円
とさせていただきます。
天照大神のご両親である
イサナギ・イサナミ
についてお話したいと思います。
当日参加いただけないかたも
お申し込みいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
NAVI彦 拝
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