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NAVI旅19 大神神社

検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社検証ほつまつたゑ

NAVI旅

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』にて

NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~
を連載しています。

ホツマツタヱに描かれている
聖地をめぐりながら

その地にまつわる記述や伝承を
紹介してゆくコーナーです。

ホツマツタヱの聖地めぐり

検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社の日本地図
検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社の周辺地図
検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社の鳥居
二の鳥居
検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社の拝殿

大神神社

大和国一宮の
大神おおみわ神社です。

ご神体は
三輪みわであり

ご祭神の
大物主大神おおものぬしおおかみ
が鎮まるといわれています。

そのため本殿はなく
拝殿からじかに山を遥拝するといいます。

ホツマツタヱでは
クシヒコが眠る山といえます。

初代・事代主コトシロヌシをへて
2代・大物主オオモノヌシに就任したクシヒコは

晩年になると
三種の神器のひとつである
「剣」を深く理解した
ことから

日本大國御魂神ヤマトヲヲコノミタマカミ
と称えられました。

そこでクシヒコは
皇の世をながく見守るため

生きたまま
三諸山(三輪山)の洞に
入ったそうです。

こうしてクシヒコは
日本国土の守護神となりました。

クシヒコの子孫は
代々皇室に仕えていたのですが

9代天皇の世に
一度朝廷を去っています。

10代天皇の世に
疫病が流行したのは

先代が禁忌を冒したから
といわれますが

クシヒコの子孫が仕えていなかった
というのも理由のひとつでしょう。

そこで
クシヒコの子孫である

オオタタネコ
が見出されて

三輪山の祭祀を任せたところ
疫病はおさまりました。

オオタタネコは
ホツマツタヱ後半の編纂者
でもあります。

境内には
オオタタネコを祀る若宮社もあり
参拝必須といえます。

大和神社

奈良県天理市には
大和おおやまと神社があります。

もともとは
天照大神の御霊とともに
宮中で祀られていたのですが

10代天皇の世に
皇居の外で祀られるようになりました。

ご祭神の
日本大國魂大神とは
クシヒコのことです。

これは
三種の神器のうち
「剣」に宿る神霊ともいえます。

ホツマツタヱによれば当初は
「山辺の里」に祀られていたといいます。

ですから、もしかすると
大神神社は大和神社の
旧鎮座地なのかもしれません。

三輪山の麓には
数おおくの天皇が
宮を築いてきましたが

これも
クシヒコの神徳にあやかるため
なのでしょうか。

検証ほつまつたゑ139号NAVI旅大神神社と大和神社

穴師坐兵主神社

兵主神ひょうずがみといえば
いまでは謎の神とされていますが

ホツマツタヱでは
ツハモノヌシ(兵主)として
大活躍しています。

ハタレの動乱で功績があり
アナシ大神と称えられて
奈良盆地一帯の領地を得たといいますが

まさに当社は
穴師あなしの名を残しています。

ここには
ツハモノヌシの宮が
あったのでしょう。

また
富士山を写したような山として
三輪山を整備したのも
ツハモノヌシかもしれません。

(おわり)

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NAVI旅
『検証ほつまつたゑ』掲載の 「NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~」では ホツマツタヱに登場する聖地を 実際にめぐった記事をまとめています。

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