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NAVI旅17 氷川神社

検証ほつまつたゑ138号NAVI旅17氷川神社検証ほつまつたゑ

NAVI旅

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』にて

NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~
を連載しています。

ホツマツタヱに描かれている
聖地をめぐりながら

その地にまつわる記述や伝承を
紹介してゆくコーナーです。

ホツマツタヱの聖地めぐり

氷川神社の日本地図
氷川神社の周辺地図
氷川神社の楼門
楼門
氷川神社の拝殿
拝殿

氷川神社

全国にある
氷川(ひかわ)神社
の総本社です。

武蔵国一宮
(もしくは三宮)であり

大宮(おおみや)
という地名の由来にもなっています。

かつてはあたりに
見沼(みぬま)という
巨大な沼がひろがり

見沼の水神を祀ったのが
はじまり
ともいわれています。

ご祭神は
須佐之男命(すさのお)
です。

日本武尊(やまとたける)が
東征の戦勝祈願を行ったさいに
勧請したといいます。

また
この地で武蔵国造となった
出雲族が崇敬したそうです。

出雲の
「斐伊川(ひいかわ)」が転じて
「氷川(ひかわ)」になった

とされています。

ホツマツタヱでは
ヤマトタケがソサノヲを祀った
オホミヤ(大宮)
の地といえます。

ヤマトタケは東征の帰路に
大磯でなき妻を弔っていたところ

ヤマトタケはみずからが
ソサノヲの生まれ変わりである
ことを悟りました。

そこで
「河合の野(見沼のことか?)」にて

ソサノヲの御霊を
かつての称え名である
ヒカワカミ
として祀ったといいます。

このとき
東征に用いた武具は
秩父山に納めたそうです。

こちらは
荒川上流にある
武甲山御嶽神社でしょうか。

大磯まで南下していた
ヤマトタケですが

ここでふたたび北上して
木曽路(中山道)へと
ルートを変更しています。

これも
ソサノヲの御霊によるのでしょうか。

氷川三社

見沼をはさむように
氷川三社といわれる社が
直線上に並んでいます。

かつては
三社一体だったとも
考えられるようで

ともに
見沼の水神祭祀に関わる
といいます。

氷川女體(ひかわにょたい)神社
では須佐之男命の妻である

稲田姫命(いなだひめ)
を祀っています。

氷川三社の氷川女體神社

中氷川神社ともいわれる
中山(なかやま)神社
では須佐之男命の御子である

大己貴命(おおなむち)
を祀っています。

氷川三社の中山神社

夏至には
氷川神社へ日が沈み

冬至には
氷川女體神社から日が昇る
そうです。

また中山神社は
二社の中央にあるといいます。

氷川神を祀る信仰を
氷川信仰といい
荒川流域でおおくみられます。

関東では
暴れ川を鎮める治水の神として
ひろく信仰されているようです。

(おわり)

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掲載記事紹介

NAVI旅
『検証ほつまつたゑ』掲載の 「NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~」では ホツマツタヱに登場する聖地を 実際にめぐった記事をまとめています。

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