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NAVI旅12 白山比咩神社

検証ほつまつたゑ135号のNAVI旅・白山比咩神社検証ほつまつたゑ

NAVI旅

ホツマツタヱの研究同人誌・
『検証ほつまつたゑ よみがえる縄文叙事詩』にて

NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~
を連載しています。

ホツマツタヱに描かれている
聖地をめぐりながら

その地にまつわる記述や伝承を
紹介してゆくコーナーです。

ホツマツタヱの聖地めぐり

白山比咩神社の日本地図
白山比咩神社の周辺地図
白山比咩神社の拝殿
拝殿
白山比咩神社の奥宮遥拝所
奥宮遥拝所

白山比咩神社

全国の白山神社の総本社であり
加賀国一宮です。

富士山・立山とならぶ
日本三名山のひとつ
白山(はくさん)
をご神体としており

白山比咩大神(しらやまひめ)
こと

菊理媛尊(くくりひめ)
を祀っています。

創祀は
第10代天皇の世といわれ

旧境内地の
舟岡山(600m北)からは
縄文遺跡も見つかっています。

奈良時代には僧の
泰澄(たいちょう)
が白山妙理権現を感得すると

白山をひらいて
山頂には奥宮が築かれました。

これにより
神仏習合が色濃くなります。

ホツマツタヱでは
イサナギの姉・
シラヤマヒメの宮跡
といえます。

6代タカミムスビの
ヤソキネ(神皇産霊)と結ばれて
ともに「白山神」と称えられました。

シラヤマヒメは天照大神の産声を
「聞ききった」ことから
キクキリヒメと呼ばれました。

けれどものちに
ココリヒメと名を改めたようです。

海外から遊学にきていた
ウケスメテ(西王母)とは
姉妹の契りを交しています。

越国(北陸)を治める
地方政庁でもあったようです。

白山信仰

白山を祀る信仰です。

手取川(てどりがわ)
九頭竜川(くずりゅうがわ)
長良川(ながらがわ)
庄川(しょう
わ)

という4つの巨大河川の
源流でもある白山は

「命をつなぐ親神様」
として仰がれたといいます。

僧の泰澄により開山されると
3つの禅定道(登拝道)が設けられ

拠点の地は
馬場(ばんば)として栄えたようです。

加賀の
白山比咩神社のほかには

越前の
平泉寺(へいせんじ)
[平泉寺白山神社]


美濃の
長瀧寺(ちょうりゅうじ)
[長滝白山神社]

がありました。

比叡山延暦寺とも結びつくと
強大な山岳信仰として
全国に広まったようです。

平泉寺白山神社の鳥居
平泉寺白山神社

白山比咩神と菊理媛尊が
同一神であると語っているのも
ホツマツタヱならではです。

近隣の民宿に置いてあった
つい立てには

ココリヒメとウケステメらしき姿が
彫られていました。

木彫りのついたて

これだから旅はやめられません。

(おわり)

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『検証ほつまつたゑ』掲載の 「NAVI旅 ~ホツマツタヱの聖地めぐり~」では ホツマツタヱに登場する聖地を 実際にめぐった記事をまとめています。

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