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天翔り國翔る会 ~クシヒコ~

天翔り國翔る会の集合写真イベント

天翔り國翔る会

奈良県天理市にある
大和神社と境内を隣接する

大和神道御霊之社
(おおやまとしんとうみたまのやしろ)
におきまして

第3回・
天翔り國翔る会
(あまかけりくにかけるかい)
が開催されました。

天翔り國翔る会の講義の様子

今回は、
大和神社ならびに
大和神道御霊之社の
ご祭神である

大和大國魂大神
(やまとおおくにたまのおおかみ)
について

ホツマツタヱから
お話させていただきました。

※第1回の様子はこちらです。

開講奉告祭

まずは
大和神道御霊之社
牧野武司宮司による
開講奉告祭よりはじまります。

当会の命名者でもる
牧野宮司はみずからを

相談役兼祭祀担当と
おっしゃっておりまして

いつもこうした
祭祀からはじまります。

またここでは
主宰のひとりでもある

日本舞踊飛鳥流
飛鳥天紅さんによる

日本舞踊の奉納も
行われました。

天翔り國翔る会の天紅さんの舞踊

あまりに美しい舞に
いつも涙ぐまれるかたまで
いらっしゃいます。

クシヒコ講座

奉告祭につづきまして
わたくしNAVI彦による
ホツマツタヱ講座です。

大和神社ならびに
大和神道御霊之社の
ご祭神である

大和大國魂大神
(やまとおおくにたまのおおかみ)

というかたもまた
謎の神さまのひとりです。

古事記には登場せず
日本書紀にのみ記されており

宮中においては
天照大神と同殿同床で
祀られる存在だったといいます。

それが、
第十代・崇神天皇の世に
宮中の外で祀られるようになり

遷座ののちに
今に至っているようなのです。

ですから、当初は
伊勢神宮に次ぐほどの
広大な社領があったといいます。

天翔り國翔る会の講義の様子

天照大神に
次ぐほどの存在なのですが

記紀からでは
これ以上のことがわかりません。

ところが、ホツマツタヱには
これが詳しく載っております。

出雲を建国した
ソサノヲ(素戔嗚尊)の孫
にあたり

出雲大社のご祭神でもある
オホナムチ(大己貴命)の子
にあたる

クシヒコというかたが
当社のご祭神であるようです。

いわゆる出雲の
事代主神(ことしろぬし)
にあたるかたです。

ホツマツタヱにおいては
オオモノヌシ(大物主)も
コトシロヌシ(事代主)も
役職名であり


国防大臣のような
立場として

警察権をもつ物部を
統率する存在でした。

クシヒコは
初代コトシロヌシ
を務めたあと

父に代わって
二代オオモノヌシ
となりまして

国内の安定に
尽力したようです。

天翔り國翔る会の講義の様子

そうした活躍が認められて
天照大神より

未来永劫に
この国を守護する神名として
ヤマトヲヲコノミタマカミ
と称えられたのでした。

これがいまの
大和大國魂大神という
ご神名になっているようです。

この名を賜ったクシヒコは
三諸山(三輪山)に洞を築いて
生きたまま入られたといいます。

これはいわゆる
弘法大師・空海の
入定に近いものであり

この国が
危機的状況に陥ったさいには

ふたたび蘇って
国を守るため尽力するのだそうです。

ですから
大神(おおみわ)神社の
ご祭神である

大物主大神(おおものぬし)
もクシヒコのことといえます。

朗読劇

というようなお話を
ざっくりとさせていただいたあと

ホツマツタヱの内容をより
イメージしやすくできないかと思い

かつて
劇団の座長でもあった
経歴を活かしまして

ホツマツタヱの原文を
朗読劇としてみました。

天翔り國翔る会の朗読劇の様子
天翔り國翔る会の朗読劇の様子

また、劇のなかでは
参加者のみなさまにも
ご協力いただきました!

クシヒコに仕える
物部役となっていただき

クシヒコが
「ヤマトヲヲコノミタマカミ」
という偉大な名を畏れて
受けいれきれずにいるシーンでは

みなで一斉に
『受けたまえ!』
といっていただくようにしまして

朗読をはじめる前には
みなさんと練習もいたしました!

天翔り國翔る会の朗読劇の様子

主宰である
書道家(書動人)
國末三知代さんに

「せーの!」の
音頭を取ってもらいまして

本番中もみなさま見事に声をそろえて
『受けたまえ!』
とおっしゃってくださいました!

天翔り國翔る会の朗読劇の様子

みなさまにも
ご協力いただきまして

偉大な名をクシヒコとして
受けることができました😊

ありがとうございました!

そしてまた
大和大國魂大神を祀る神社で

クシヒコさまについての
お話をさせていただけけるとは

ホツマツタヱを愛するものとして
こんなに光栄なことはありません。

クシヒコさまの御霊も
恵比寿さまようにニコニコと
笑顔になってくださればと思います。

神社祭典基本作法

講座と朗読のあとは
牧野宮司による

神社祭典における
基本作法の講義がありました。

玉串はどのように奉納するのか
どちらの足から進みはじめるのか
お辞儀の角度はどれくらいか

などなど
普段は教わることのない
貴重な体験をいたしました。

天翔り國翔る会の神道作法講義

さらには
質疑応答の時間もありまして
本当に盛りだくさんの内容と
なっておりました。

天翔り國翔る会の対談
天翔り國翔る会の質疑応答

集合写真

今回も
参加者のみなさまには
さまざまな体験をしていただきました。

ありがとうございました!

天翔り國翔る会の集合写真

また今回は
神前で朗読をやるということで

牧野宮司より
白衣袴を貸していただきましたので

ほかにも写真をたくさん
撮らせていただきました!

当会の発案者であり
事務局幹事
中西泰子さんには

たくさんのお写真を撮っていただき
劇では掛け声協力もしていただきました!

天翔り國翔る会のみなさま
本当にありがとうございます!

天翔り國翔る会の記念撮影
天翔り國翔る会の集合写真
左から、中西さん、NAVI彦、天紅さん、牧野さん、國末さん。

すごくすごく楽しい体験を
させていただきました!

ご来場いただいたみなさま
応援いただいたみなさま
まことにありがとうございました!

(おわり)

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