縁結界解
2025年4月13日は
奈良のお香屋・
あーく煌々(きらら)さん
が主催する
ホツマツタヱの勉強会
縁結界解(えんゆひかいかい)
に講師としてお招きいただきました!

昨年10月にも
一度お呼ばれしておりまして
さらにこのご縁が繋がりました。
前回は
あーく煌々さんの本店2階の
イベントスペースでの開催でしたが
今回はあらたに
天理市にある道の駅・
なら歴史芸術文化村
での開催となりました。

50名ちかくのかたに
ご参加いただきまして
本当にありがたい限りです。
ホツマツタヱや
ヲシテ・フトマニなどなど
日本の古代へ向けた関心が
いよいよ高まってきているようですね!

フトマニ図を読む
今回の講座のタイトルは
『フトマニ図を読む 日本最古の魔法陣』
といたしました。
「フトマニ」といえば
一般的には
「太占」と書かれる
古代の占いのことです。
鹿の骨など焼いて
その割れ目によって
吉凶を占っていたといいます。
ところが
古代文字のひとつ
ヲシテによって
書かれた文献によれば

フトマニというのは
ヲシテを円盤状にならべた
こちらの図を使って占うこと
だといいます。

フトマニに使う図ということで
「フトマニ図」といいます。
日本版曼陀羅図や魔法陣
といったこの図を
講座ではスライドを用いながら
ゆっくりと解説してゆきました。

この図そのものは
「モトアケ」といわれており
「元々と明かす」という意味があります。
「元々」というのは
原初の世界のことであって
宇宙のはじまりである
天地開闢から
人が生まれて
増え広がってゆくまでの
歴史が描かれているといいます。

そこには
原初のひとびと(天神・君主)の姿が
描きこまれていますから
国政を担うものが
政治的な判断に迷ったさいは
この図を用いて占うことで
祖先の霊(神)に
お伺いをたてていたようですね。


ひとびとは
占いによってあらわれた
卦を読み取ることで
「天の神さまのいう通り」
に物事を進めてゆきます。

講座ではこの
フトマニ図の読み方や
卦の選び方などを
解説させていただきまして


さらには
その卦から編まれた
128首の和歌集
「フトマニノフミ」
についても触れました。

文献によればこの歌集は
天照大神みずからが編さんされた
といわれることから
日本最古の勅撰和歌集
ということもできそうです。

大変に難解で
複雑な図形なのですから
スライド画像を流しながらの
解説となりました!

「フトマニノフミ」の
128首の解説は
講座ではできませんので
こうした参考文献も
ご紹介させていただきました!

講座のあとは
質疑応答の時間です。

質問をされているのは
「感動塾」という
講演会を主催されている
重藤悦男先生です。
じつは
フトマニ講座をはじめて行ったのは
3年前に登壇させていただいた
「感動塾」でのことでした。
3年前と今回との
違いに関する鋭い質問に
そんなところにまで
気づいてくださったのかと
びっくりいたしました。
もちろん丁寧に
お答えさせていただきました!

質疑応答のあとは
縁結界解の主催である
紅扇(こうせん)さんより
ヲシテを使った
実験の報告がありました。

あーく煌々さんでは
ロゴマークにも商品にも
ヲシテをあしらっていますので
ヲシテの素晴らしさや面白さを
日常的に使えるものとして
ひろめていっているようです。

さいごには
フトマニ図を用いた
抽選会も行いまして

ご当選されたかたは
あーく煌々さんで販売されている
お香が進呈されました!
こちらもとても
愉しい企画となりました!

ご参加いただいたみなさま
誠にありがとうございました!

懇親会
講座のあとは
懇親会も行いました。
お弁当屋さんの
虹畑さんのお弁当をいただきながら
歓談のあとは


参加されたみなさまに
簡単な自己紹介をいただき
質問があれば
投げかけていただきました。

この時間がぼくとしては
とても楽しい時間で
参加者のかたがたと
コミュニケーションをとれる
ありがたい時間でした。
お越しいただいたみなさま
あーく煌々のスタッフのみなさま
応援いただいたみなさま
まことにありがとうございました‼️

次回は
2025年7月13日に
古代文字の「ヲシテ」について
講座をさせていただく予定です☺️
どうぞよろしくお願いいたします。

参考動画
今回の講座は
3年前にあげたこちらの動画を
ブラッシュアップしたものです。
ご興味を持たれたかたはぜひ
こちらの動画もご覧くださいませ。
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